駅益
JR駅 の「エキナカ」のスペース活用事業が注目される中、まだまだ駅の収益力はあがると期待されている。
民業圧迫と言われて久しいが、今春にはJR博多駅とJR大阪駅の駅ビルの大規模開業が相次ぐ予定だが、この開業は単なる駅ビルの開業にとどまらず、中心街地や近県の人の流れまで変える可能性もあると見られ、そのインパクトは大きそうだ。こうした国内の駅ビルや駅ナカの取り組みは、韓国や台湾に影響を与えるケースも増えてきているそうだ。
駅には様々な可能性があり、今後はデジタルサイネ―ジを使った空間づくりもその要になってくるだろうと言われている。品川駅での大型タッチパネルディスプレイを搭載した次世代自動販売機の導入が話題を集めたように、フリーのWi-Fi環境の導入など、新たな機能を盛り込むことで、駅は情報を“有益”に活用できる場へとスタイルを変えていくだろう。
環境のゼロ・エミッション化と情報流通において、多くの人の流れの中心になる「駅」は膨大な利益を生み始めている。そう言えば、国鉄清算事業団の20兆円を超える負債があったはず・・・JRはそれを返済にあてる気はないのだろうか?
| 11.02.01